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マサと連絡取れなくなって、あたしも高校を卒業して、マサの事は思い出の1つになっていた…
友達
『マサ先輩、あの時本当に夢華の事大好きだったんだって』
卒業して、友達のバイト先にきた先輩が話したらしい。
あの時の気持ちは本物だったんだね… それだけで幸せ。
マサと最後に逢って、あたしも10代から24歳になったある日、車の給油中、隣で給油中の車の中にいた家族連れの助手席の男性……
《どっかでみた事ある……》
男性は車から降りて、自販機へ……
降りた瞬間、男性の顔みて思い出した!!
《マサだっっ!!》
急いであたしも降りて自販機にいるマサに話かけた……
夢華
『マサ先輩っ!』
マサはキョトンとした顔であたしを見た。
夢華
『夢華だよ。わかんない?』
マサ
『お~ぉ!どうした?』
夢華
『今給油中してたら隣見た事ある人いて、それが先輩だったから話し掛けてみた。』
マサ
『そっか~。』
夢華
『結婚したんだね。子供も2人いるんだ~』
マサ
『お~ぉ。俺も歳取ったよ~』
夢華
『そりゃそうだよね。夢華が24だもん。』
マサ
『そっか~。まぁ~、元気でなぁ!じゃぁ~な!』
そうゆって、マサはジュースを持って車に戻った。
何年振りだろう……
マサはマコ先輩とも別れ、別の人と結婚していた…
なんも変わってなかった…
むしろ、あの時よりかっこ良くなってた。
あの頃、あのまま別れずいたら、今隣にいるのは、あたしだったのかな…
なんて……ね。
また、逢えるかな…
今度はちゃんとメイクしておしゃれさんの時がぃぃなっ!
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