不振続き
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季節は夏…街を歩けば嫌でも肌を露出した女達が視界に飛び込んでくる。 しかし今年の俺は女に対して諦めにも近い感情を抱いていた。 そう…俺の股間のバットはスランプの真っ只中にあった。 一時期の俺は夜のイチローと呼ばれどんな暴投球であろうが必ず結果を残していた。 だが今年に入っての俺はどんな絶好球でもバットにかすりもしない空振り三振を重ね最後にはバッターボックスに立つ機会までも失っていた。
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