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一方凌統の家では
凌統:なんで兄貴が任官試験受けなきゃならないんだよ呉の国を救ったのに・・・
陸遜:仕方ないさ私は余所者だからな
凌統:あ~あ俺も任官試験受けてえな~
凌統が悔しそうに言っていると凌操がやって来た
凌操:何を子供の用に言っている
凌統:父上!俺はもう子供じゃありません!凌操:先程周瑜提督から話があり陸遜を試験させる事で各地からも登用をするらしいお前にも受けてほしいと来たんだが・・・
凌統:え‼俺は受けますよ‼
凌操:勝手にしろ
そう言うと凌操は何処かに行ってしまった
陸遜:よかったな凌統凌統:うん!絶対受かって父上を驚かせてやるんだ!
一方周瑜は孫策の墓の前で笛を吹いていた
周瑜:伯符あの陸家の者は吉か或いは凶か何れにせよ明日には分かることだ
そう言うとまた笛を吹きはじめた
次の日花火の音と供に任官試験が始まった
陸遜:人が多いな~
凌統:各地からも登用するらしいからな
奏効する間に任官試験は進んでいく試験官は太史慈だ
太史慈:ソリャ~‼
挑戦者を悉く倒していく太史慈に一同は怖がり始めた
太史慈:雑魚ばかりで話にならねえな!
陸遜:やはり太史慈は強いな・・・
凌統:でも負けられないぜ!
??:参ったな~太史慈将軍が試験官か~
凌統:誰だお前は?
呂蒙:僕は呂蒙字を子明と申す者です貴方はそうか凌操将軍の息子の・・・誰だっけ?
凌統:このやろう凌統公績だ!よく覚えてやがれ!
呂蒙:乱暴はよくないよ~
??:若い者は元気だね~
凌統:今度は誰だ?
諸葛謹:私は諸葛謹子瑜宜しくねオチビ
凌統:お前も!
陸遜:落ち着け凌統!諸葛謹様!貴方は我が師孔明様の兄では?
諸葛謹:ん?ああそうだよ君が陸遜ちゃんか宜しくね
周瑜:次!呂蒙
落ち着かない足取りで闘技場の階段を登る呂蒙
太史慈:さあ来いよ!呂蒙:は、はい!今暫く!
武器を構えたのはいいが緊張のあまり転んでしまう
太史慈:此処はお前みたいなへなちょこが来る場所じゃねえんだよ呂蒙:・・・僕は・・・僕はへなちょこじゃない‼
今までの態度が一変し太史慈に突進していく呂蒙!太史慈はなっとくしたように大斧を振り回し呂蒙を追い詰めるが呂蒙も諦めない!そこに見かねた周瑜が声をあげる
周瑜:それまで!
周瑜の声が聞こえると呂蒙は我に戻り太史慈に土下座をし
呂蒙:御粗末様でした太史慈:何言ってやがる強えんだから自信もて自信!
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