真実とセブンスター2

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俺らの存在が竜太の記憶から消え去った今、もう謝ることなどできない。 取り返しのつかないことだとわかっていながらも俺は竜太にすがりつき、何回も何回も謝り続けた。 ふいに竜太が口を開いた、 『セブンスター。』 ―――――――――――――――――――それから俺は病室に通い、ずっと竜太の側にいる。 最近は俺に笑いかけてくれるまでになった。 なぁ竜太、ダチっていいな。
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