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18(土)は
両親がこの世を去り
一人暮らしで
大きな一軒家に住む
友達に頼まれて
丸まる一日
朝から大汗をかきながら
草むしりと
生け垣や植木の
剪定を手伝った
うまい具合に
天気はコントロール
出来て
一日曇りだったので
日焼けで
苦しむ事は無かったが
頭から
下着まで
全身汗でびっしょり
一年ぶりくらいに
いい汗をかいた
一人暮らしの
奴にとって
一人での
作業は辛いらしいが
自分の肉体を
意識出来たり
自然と一体感を
味わえたりと
座禅や
普通の瞑想法よりも
内観しながら
外と関われるので
自分の心の
掃除には
もってこいだ
どんどん
草が無くなる庭は
自分の心そのもの
簡単に抜ける草もあれば
手ごわい奴もある
抜くたびに味わえる
開放感
植木ばさみで
シャキンシャキンと
枝を切るのは
またまた格別
切るたびに心が
どんどん軽くなる
その爽快感の波動が
奴にも伝わったのか
愚痴をこぼしながら
大変だ大変だって
言いながら
やってたのが
最後は
自らハサミを持ち
丸坊主に刈り込んでいた
隣の家からも
丸見えになったが
お隣りさんも
挨拶に来てくれたし草むらの中に
繋がれていた
ワンちゃんにとっては
視界が
百倍も広がったのだろう
俺が行くと
いる間中は
吠え続けていたのが
うれしそうに
尻尾を振ってる
ストレスも
かなりあったに違いない
庭全体が明るく
広くなり
風の抜けもいい
こけが
はびこって来ていた
家にもいい感じだ
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