二話)幽霊とちょっと変わった日常

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少し俺の家について説明しておこう、俺の家は二階建ての至ってシンプルな家だ、そして両親と俺の三人家族、母は家にいるが父は単身赴任の為海外に出ている、年に一、二回家に帰ってくる、家族の中はとてもよく毎日楽しく暮らしている。 「来夏~朝ご飯出来たわよ~」 分かったと答え朝ご飯を食べる前に制服に着替え、部屋を後にした。 『クルミちゃん、私学校行くの久しぶりなんだ♪』 『学校なんなのそれ?』 風見は楽しそうに学校の説明をし、クルミも頭の中で風見が言う学校風景を想像し、行きたいなと言う。 『じゃクルミちゃん行こうか♪♪』 俺はこの頃暢気に朝のニュースを見ながら朝ご飯を食べていた、部屋でこんな恐ろしい会話がされているとも知らずに。
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