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そんなぽっかりと穴の開いた心のまま俺はため息をついて廊下を歩いていた…
そして俺はいきなり後ろからきた強い衝撃でつめたい廊下の床へとダイブするのであった!
「痛っ… って朝比奈さん…?」
俺が顔をあげて見るとそこには目にたくさんの涙をためた朝比奈さんの姿があった…
なんとエロ(ry
「なにがあったんですか?またハルヒですか?」
「………キョン君…私…わたしっ」
「こ…
古泉…くん…のこと、
─俺はその名前を聞いて目を見開く…もしかしたら…朝比奈さんまで……嫌な予感。
そして嫌な予感は的中してしまうだ。───
…………あれ…?」
「朝比奈さん…?」
「なんで私…あれっなんで涙なんて…!ごめんねキョン君!あ…ぢゃあもう授業始まっちゃうから!ぢゃあまた部室でね」
さっきの辛そうな顔から手で涙を拭いすぐに笑顔になって俺に手を振って教室へと向かう朝比奈さんを見て俺は呆然とした
「そんな………!!」
こんな短時間でこんなあっけなく、止める術もなく朝比奈さんから古泉の記憶が消えた…?
消える瞬間を目の前で見た俺はただただ今の状況を把握することでいっぱいだった。
朝比奈さんの記憶が消えた。
記憶があるはあと3人。
それじゃあ…次に消えるのは……………
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