記憶

5/9
78人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
その日の放課後…俺は帰ろうといつもの帰り道を歩いていた。 朝比奈さんのことがあって普段集中できない授業ももっと集中することもできなかった あんな風に俺も簡単に記憶を無くすのか…? そう考えながら歩いていたら前方に俺のよく知る人物がいた。そいつはいつもは本に向けられるあのすべてを見通すような瞳で俺を真っ直ぐ見ながら立っていた。 「長門?」 俺はそのまま前へ進み彼女へと近づいた 長門は静かに口を開く 「私の 古泉 一樹 に関する情報が消滅してっている。」 俺はこれを聞いた瞬間歩みを止めた 「まさか長門…!お前も……!!」 「 古泉 一樹 の情報はあと3分しかもたない。私の情報が消えたら、次情報を消されるとしたら 涼宮 ハルヒ か あなた 」 俺は言葉を失った…俺はただ長門の話を聞くしかなかった .
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!