ひとりぼっちの運命

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あれから僕は、一度も彼女に会わなかった。 そう、一度も 見かけることすらなかった 彼女になにかあったのだろうか まさか転校してしまったのか それなら僕に情報が入るはずだ とか悶々と考えていると、廊下の先に、最近見慣れた草食動物が3匹、群れているのが見えた。 「ねぇ」 「うわぁ、ひ、雲雀さん!?」 「何しに来やがった風紀ヤロー!!」 「よっ雲雀!!」 「ねぇ、君たちなら知ってるよね。あの子はどこに行ったの」 気が付いたら僕は、彼女の事を尋ねていた。
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