2人が本棚に入れています
本棚に追加
/93ページ
「お帰りなさい、とーしろー」
いつも通り見回りを終えて隊舎に戻ると、聞き慣れた声が俺を出迎えた。
「日番谷隊長だ。何でお前が隊舎にいるんだ。」
「だって最近、とーしろー帰ってこないんだもん。」
「隊長に会いたいからって、1人でここまで来たんですよ?褒めてあげて下さいよ」
一月位前、流魂街に出た時、偶然出会ったこいつは、自分の霊圧をコントロール出来ずに、餓死寸前で倒れていた。
「とーしろー寂しかったよー!!」
今では、ぴょんと俺に飛び付いて来るぐらいに回復した。
最初のコメントを投稿しよう!