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中二病エピソード ナイフ
お小遣いとお年玉をはたいて、皮のケースに入ったサバイバルナイフみたいなのを買って
恐ろしい事に、刃渡り20センチのそれを持って登校していたよ…orz
で、昼休みにリンゴとかオレンジ切って食べてた。
やっぱり「凶器を持っているのに、所帯じみたことにしか使わない自分カコイイ」で。
先生に見つかって「バカヤロウー!!」と怒られた時も
切ったウサギさんリンゴを差し出して「まぁまぁ、おひとつどうぞ」とか言ってた。
他のクラスの子が「切ってー」ってリンゴ持ち込んできたり
机の上に立って、どれくらい細く長く皮をむけるかチャレンジしてたり
『殺伐とした人生しか送れないと思っていたのに、今はこんなにマッタリ生きてる傭兵』って設定で
「この子もリンゴをむくのが好きみたい。……ここは地獄じゃないって実感できる」とか言いつつ
愛おしそうにナイフを撫でて微笑んでいた。
思い出そうとすると、記憶がカスミがかかってるようにぼんやりしてるし
あのナイフ、今はもう持っていないんだけれど、どうやって手放したのか思い出せない。
とりあえず思い出せた部分だけ書いてみましたorz
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