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あれからどれだけ俺らは倒れていたのだろうか・・・
窓からは夕日が射していてとても綺麗だ。
龍「くぁー・・・よく寝た。・・・あれ?もうこんな時間に?」
龍は起きたようだが、唯はまだ倒れてるな・・・
龍「あ・・・飛鳥様!起きましたか。そう言えば・・・これからどうします?」
確かに今日はやることがない。此処は、いっそ解散だな。
飛「今日は解散しよう・・・やることないしな・・・おい唯起きろ」
ペチンペチン(ほっぺを叩く音)
唯「ぐわぁ痛い痛い。もう許してくれ・・・あり?飛鳥か・・・ビックリした~」
何か夢でも見てたか?この変態は
唯「なぁ飛鳥・・・どうするんだよ。もうこの高校離れるのか?」
龍「え・・・?今日来たばっかなのにもう転校するんですか!?」
龍が驚いた口調で俺に問いかける。
飛「これには事情があってな。何なら龍もくるか?」
唯「無茶だぞ飛鳥。今は予算が無くて残り2校だったのに、龍が入ったら丁度残り1校・・・つまり次でラストになる。」
あ・・・予算問題忘れてたぁ~
唯「絶対忘れてただろ。龍を連れて行くも何も、連れて行くとしたらとびっきり良いとこにしないとならねぇ。せっかくだからな。判断は飛鳥、お前がして。」
龍「お願いです。わたくしも是非ご一緒させて頂けませんか?わたくし、あのお方を探したいんです。この機会に・・・」
真剣な眼差しでこられると正直勝てません。
飛「よしわかった。丁度いい。龍を連れて行こう。唯?いい高校はあるか?」
唯「あるぞ、これだ!」
そう言ってパソコンの画面をこっちに向けてきた。さすが仕事が早い。
な・・・なんだと!?梓森高校だと!
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