恐怖其の弐 奇妙メール

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放課後。 俺は携帯の謎を解く為、純平を置いて素早く家に帰った。 途中、純平の「一緒に帰ろぴぎゃああああああ!!」という声が聞こえたが気のせいだろ。 聖夜「ただいま~…」 …………… 聖夜「いないのか…母さん」 まあ、今はその方が都合いいんだけどね。 俺は2階の自分の部屋に入った。 さて、あの意味の分からないメールの謎を解かないと 117111117111155555111111555554444466*955555711115511999 これを文字にすると…*は濁点だから… いまおまえのいえのとびらのまえにいる 聖夜「今お前の家の扉の前にいる…?」 やっぱりあの時誰かが…何かが俺の家に入ってきたんだ… 俺はその後も数字を文字に直していると ブー、ブー… 携帯が鳴った。
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