恐怖其の弐 奇妙メール

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数十分後、俺は学校へ着いた。 一応、護身用にナイフ持ってきたけど… 聖夜「(流石に怖いな…)」 俺は両手で頬をパンパンッと叩いて、気合いを入れ直した。 聖夜「よし…行くぞ…!」 いや…待て。そもそも学校の扉は開いてるのか…? 俺はそう思ったが、学校の扉は開いていた。 聖夜「マジかよ…」 俺は学校の中へと入った。 学校へ入ると当然の事に真っ暗だった。 聖夜「(懐中電灯も持ってきておいてよかった…)」 俺は靴を上履きに履き替え、懐中電灯をつけた。 キュッキュッ… いつも騒がしいせいか、全然気にならない上履きの音がやけに気になる。 聖夜「(さっさと探索して帰ろう…何も起こらないでくれよ…)」 俺はそう思いながら一階をあらかた調べ、ニ、三階も一階同様にあらかた調べたが何も無く、何も起こらなかった。 俺「何だ…本当に何も無いじゃんか…」 俺は声に出しながら言い、ため息をついた。 でも、まだ一つ調べてない場所があった。 聖夜「屋上も探索しないとな…」 俺は屋上へ向かった。
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