32人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
数十分後、俺は学校へ着いた。
一応、護身用にナイフ持ってきたけど…
聖夜「(流石に怖いな…)」
俺は両手で頬をパンパンッと叩いて、気合いを入れ直した。
聖夜「よし…行くぞ…!」
いや…待て。そもそも学校の扉は開いてるのか…?
俺はそう思ったが、学校の扉は開いていた。
聖夜「マジかよ…」
俺は学校の中へと入った。
学校へ入ると当然の事に真っ暗だった。
聖夜「(懐中電灯も持ってきておいてよかった…)」
俺は靴を上履きに履き替え、懐中電灯をつけた。
キュッキュッ…
いつも騒がしいせいか、全然気にならない上履きの音がやけに気になる。
聖夜「(さっさと探索して帰ろう…何も起こらないでくれよ…)」
俺はそう思いながら一階をあらかた調べ、ニ、三階も一階同様にあらかた調べたが何も無く、何も起こらなかった。
俺「何だ…本当に何も無いじゃんか…」
俺は声に出しながら言い、ため息をついた。
でも、まだ一つ調べてない場所があった。
聖夜「屋上も探索しないとな…」
俺は屋上へ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!