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聖夜「何でお前がここにいんだよ!?てか何でそんなとこ入ってんだよ!?」
純平「そりゃこっちのセリフだ…って…うわぁぁぁ!?」
聖夜「うわっ!?な、なんだよいきなり!?」
純平「な、ななな…何持ってんだお前ぇぇぇ!!」
純平は俺が持っているナイフを指差しながら叫んだ。
聖夜「ん?ああ、これね。何かあった時の護身用だよ」
純平「へ!?な、何だ…護身用かよ…」
純平は額の汗を手で拭いながら、ため息をついた。
純平「…なあ、聖夜。お前は…本当に聖夜だよな?」
聖夜「は?そうだけど…何いきなり変な事言い出してんだよ」
純平「そ、そうだよな!!あはははは…」
純平は笑ったが、その笑いは乾いた笑いだった。
聖夜「…何かあったのか?」
純平「…ああ。実はさ…俺の携帯にこんなメールが届いたんだ…」
純平は携帯を開き、俺にメールを見せてきた。
メールには
425555666886644455666444
という数字が打たれていた。
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