恐怖其の参 脱出不可能

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聖夜「お、おい!!純平!!どうしたんだよ!!」 純平「黙れ…!!黙れ黙れ黙れぇぇぇ!!」 純平は椅子で次々にガラスを割った。 聖夜「純平!!」 このままではいけない!! そう思い、俺は純平を羽交い締めにした。 純平「やめろぉぉぉ!!この…俺に…触れるなぁぁぁ!!」 純平は俺を振り払い、教室から出て行った。 聖夜「純平!!」 俺は純平を追いかけようと扉へと駆け寄り、開けようとしたが ガタガタ!! 聖夜「(あ、開かない!?)」 そんな馬鹿な…!!さっき純平が出て行った時、開いたはずなのに… 俺は混乱しながらも扉に体当たりして扉を壊そうとした。 ドーン!! 聖夜「(くそっ!!びくともしねぇ!!)」 どうなってんだ…明らかにおかしいぞ…!! 聖也「(…そうだ!!さっき純平が壊した窓から出ればいいじゃないか!!)」 ここは2階だが、そんなに高さもないから捻挫程度で済むはずだ!! 純平には悪いけど、一足先にこの学校から………!? 聖也「嘘…だろ……」 もう訳が分からない。なんなんだ。なんなんだよ。やめろよ。よせよ。 聖也「もう…やめてくれよおぉぉぉ!!!!」
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