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聖夜「お、おい!!純平!!どうしたんだよ!!」
純平「黙れ…!!黙れ黙れ黙れぇぇぇ!!」
純平は椅子で次々にガラスを割った。
聖夜「純平!!」
このままではいけない!!
そう思い、俺は純平を羽交い締めにした。
純平「やめろぉぉぉ!!この…俺に…触れるなぁぁぁ!!」
純平は俺を振り払い、教室から出て行った。
聖夜「純平!!」
俺は純平を追いかけようと扉へと駆け寄り、開けようとしたが
ガタガタ!!
聖夜「(あ、開かない!?)」
そんな馬鹿な…!!さっき純平が出て行った時、開いたはずなのに…
俺は混乱しながらも扉に体当たりして扉を壊そうとした。
ドーン!!
聖夜「(くそっ!!びくともしねぇ!!)」
どうなってんだ…明らかにおかしいぞ…!!
聖也「(…そうだ!!さっき純平が壊した窓から出ればいいじゃないか!!)」
ここは2階だが、そんなに高さもないから捻挫程度で済むはずだ!!
純平には悪いけど、一足先にこの学校から………!?
聖也「嘘…だろ……」
もう訳が分からない。なんなんだ。なんなんだよ。やめろよ。よせよ。
聖也「もう…やめてくれよおぉぉぉ!!!!」
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