恐怖其の参 脱出不可能

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聖夜「クソッ…」 俺はその場に膝をついた。 いっその事ここで朝になるのを待とうか? いや、何が起きるか分からないのにここに留まる訳にはいかない… 大体…俺にメールを送った奴は何の用で俺達を呼んだんだ? 分からない… 分からない…分からない… 分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない!! 聖夜「クソッ…クソッ!!クソッ!!クソッ!!」 ゴンゴン!! 俺は頭を思い切り床に打ち付けた。 聖夜「クソッ!!なんなんだよ!!なんなんだよこれはぁぁぁ!!」 ゴンゴンゴン!! 俺は更に強く床に頭を打ち付けた。 気が遠退きそうになるくらいに強く。 聖夜「いい加減にしろよ…こんな事して何が楽しいんだよ…何が目的なんだよ…教えろよ…」 誰に言う訳でも無く、俺はそう呟いた。 ガラッ!! 聖夜「っ!?」 扉が…勝手に開いた…!?
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