恐怖其の参 脱出不可能

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聖夜「じゅ、純平!?おい!!待てよ!!」 俺は純平を追おうとしたが、あることに気付き立ち止まった。 聖夜「(あれ…?俺…なんで…)」 なんで俺…ナイフなんか持ってるんだ…? 聖夜「(いや、待て…!!それより俺…)」 俺…さっき何を考えてた…!? 『少しくらい“刺して”もいいだろう』 聖夜「…!!」 バッ…!! バカか俺は…!!何でそんなこと考えてしまったんだ…!? 人を少しくらい刺していいだなんて…!! 聖夜「(ダメだ…段々と思考がおかしくなってきてる…少し頭冷やさないと…)」 純平は……もういないか… まあ当たり前か…また探さないとな… 聖夜「…くそっ」 俺は頭を掻きむしった。
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