32人が本棚に入れています
本棚に追加
俺達は屋上への扉に着き、開けた。
ガチャッ…
???「あれぇ?聖夜君に可憐ちゃんに蓮君だぁ~♪」
扉を開いた瞬間、女の子が座っているのが見えた。
つーか地味に今、純平無視されたよな?www
聖夜「ん?東条、お前も屋上で弁当食ってんのか」
純平「ハァハァ…相変わらず可愛いねぇ…その子供っぽい顔…つまりロリフェイスはもう兵器だよ…ハァハァ」
???「僕、子供じゃないもん!!」
この頬を膨らませている僕っ娘は、東条 紅葉(とうじょう くれは)。顔は純平の言う通り子供っぽく、身長も俺の胸ぐらいの低さで、小学6年生ぐらいにしか見えない。因みに俺達の後輩で、高校1年生だ。
純平「グハァッ!!萌えた…萌え尽きたよ……我が生涯に一辺の…」
???「おっと…お待ちなせぇ…こんなことで生涯を終えたら勿体ねぇですぜ…これから先もっと萌えることがあるかも知れねぇってのに…」
純平「はっ…!!そうか…そうだよな!!危ねぇ…危うくラオウ様の名言を言いながら昇天するところだった…凌空!!助けてくれてありがとう!!」
凌空「ハハッ、どういたしまして。でもな…俺の従妹に手ぇ出したら容赦しねぇぞ…?」
殺気溢れる目で純平を見てるこいつは、東条の従兄。は桐生 凌空(きりゅう りく)。時々、昔の人みたいな喋り方をする。
純平「て、手ぇ出す訳ねぇだろ~!!全く凌空は心配性だな~!!HA☆HA☆HA☆」
凌空「お主がそうやって言っても信用ならぬな」
東条「お兄、信用してあげて。秋川君が可哀想だよ。それに私は大丈夫だよ。お兄はいつもいつも私の事を心配しすぎ!!」
凌空「…分かったよ」
純平「…シスコンめが…」
凌空「自覚してます」
最初のコメントを投稿しよう!