消え逝く炎

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それから僕は落ちてしまいました。 ボロボロないて那奈に一緒に逝ってしまおうよってメールを送ってしまいました。 送ってからしばらくして軽く冷静になったときしまった!って思って携帯に『なんて冗談』って打とうとしたら那奈がメールをくれました。 「どないしたん?」 「ごめん… 那奈が一番しんどいし頑張ってんのに変なメールして。」 「大丈夫かぁ? まぁ薔鬼がどんなんになっても薔鬼やしさ。」 「ごめんな 僕には那奈しか居ないからめっちゃ落ちてもてさ。」 「私も落ちてるけどね。 薬きかんしやめたいねんけどな。」 「あかんって しんどいしつらいかもしれないけど那奈には生きてもらわないとあかん。 せやから一緒に生きようよ。」 「そうやな。」 「なぁ那奈… お見舞い行っていい?」 「うん。 朝早くじゃなきゃ大丈夫やで?」 「じゃぁおかんに連れていってもらう。」 「うん。 待ってるで!」 このお見舞いが那奈とリアルに話した最後です。 一緒に生きようよって言ったのにね? 那奈も頑張ってんよな?
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