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『那奈の前では泣かない!
那奈は僕の泣き顔が嫌いだから!』
これが僕の心の中での誓い。
その誓いを胸に眠れぬまま幽魔を迎えに行く時間になり幽魔と那奈の新しい家に行きました。
那奈に一度遊びにおいでよって言われたのを思い出しながら途中まで母親に送ってもらい車から降りると晴れているのに雨がパラパラ落ちてきました。
「あっ雨や
那奈の歓迎の雨かな?」
「ほんまやねぇ。」
って話しをしながら那奈の家に到着!
インターホンを押して待っていたらめちゃくちゃ泣いてる妹ちゃんに中に入れてもらいました。
新しい家の匂いと線香の香り…。
『あぁ…那奈ほんまに星になってしまったんか…』
そんなことを考えているあいだに部屋のまえにつきました。
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