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しばらくしてメールしてみた。
「どない?なんかわかったん?」
「それがよくわからへん病気やってん。」
「えっ?
まさか悪いもんとかちゃうやんな?」
「それ調べてもらうために手術するねん。」
「悪いやつや無かったらいいねぇ。」
そんな会話さえが懐かしいなぁ…。
それから月日はたち退院
遊ぼうぜってなった僕たちはとりあえずさとへご飯食べに行きました。
「そうや前の結果どうやったん?」
「うん。
悪性でよくわからへん病気やし薬で治るかもしれへんねんけど。」
「そっかぁ…。
せやったら治るように念じとくわ(笑)」
「そうしといてぇ(笑)」
そんなこんなで那奈の闘病生活がはじまった。
僕は死ぬような病気じゃないって思ってた。
病室に見に行く度に痩せたなとか遊ぶ度に痩せたなって思ってた。
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