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愛してない
「愛してるの愛してるの..」
もう声にならないくらい..
あなたがそう想うよりも...
通い慣れた街路樹
貴方の狭い部屋に
今日で最後と目を閉じた
短いようで長い
月日がもうどれも
眩しすぎて涙が出た
夏の終わり少し冷たい雨
2人出会った日と同じ夜ね
貴方のその優しさと
私の強がる癖も
あの頃のままで..
「愛してない..」
「愛してるよ..」
「ねぇ..あのね」
「傍においで」
どうしてなの?優しさは
もういらないの
泣いてないそっとしてて
あぁもうやだ..
愛してるさよならが
言えなくて..
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