1人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
彼は暇だったので、妄想をしていた。もし、彼女がガッキーだったらと。
暇だった様子を見た国語教師が質問する。
K君、この詩を色で言うと何?
・・・透明だと思います。
教師はやけに感心していたが、文学の限界をわかった様な気がした
(適当に言った答えなんだけど・・・)
無意味な読解、権威主義的な教師。俺はやりたいようにやりたい。
彼は唯一、学校内で就職を希望していた。
周りの友人は大学か専門に進学するようだった。
事実、友人にも進学したほうが良いと言われた。
就職すると言った彼に父は怒った。
「なに考えてる!学費くらい用意するから心配するな。
彼の父はダンプ運転手だったが彼には欲しがる本を買い与えていた。
最初のコメントを投稿しよう!