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をそばにおいて寝なかったら。夜中、夢の中にさっちゃんが現れるんだって。一瞬で消えてしまうけど。それから2日間、毎夜。さっちゃんが夢に現れて。手足を傷つけるんだってさ。そして3日目が最後で本当に鎌で手足を取られるって」
「いやあ!!!」
と智子は叫びながら教室から出て行った。その日、私と智子は一度も会話をしなかった。
次の日、智子は両腕に包帯をまいて登校してきた
「智子!その包帯。どうしたの?」
智子は席に座り体を震わせていた
「怖い!怖いよ!幸!」
智子はかなり怯えていた。その時、私はやはりクラスメイトの男の子が言っていたことは本当のことだったんだと確信した。そして次の日、今度は両足に包帯をまいていた。
「私、殺される。さっちゃんに殺されるよ!!!!」
智子はその場で泣き叫んだ。するとこの前、話した男の子が智子のそばに来て
「一つだけ助かる方法があるんだって」
助かる方法!?と思いながら智子は顔をあげた。
「方法は。今日寝る前にバナナかバナナのイラストを置いておけば、さっちゃんはびびって逃げていって二度と出てこないんだって」
「ありがとう!」
智子は凄く安心しているようだった。そして智子は安心して家に帰り寝る前にて。
「え!?バナナを部屋に置いて寝るの?」
母親はびっくりしているようだった。
「うん!」
そして智子は部屋にバナナを置いた。智子の考えではバナナのイラストよりも本物のバナナのほうが絶対効果があるんじゃないかと思っていたからだ。そしてその晩 智子が眠りについた頃。智子の母親は部屋に入り
「意味がわからないわ。小腹もすいたし。バナナ食べちゃおう!」
そして母親はバナナを食べてしまった。そしてその晩 智子は
次の日、学校に行くと。智子は来ていなかった。まさか。しかし、昨日。智子は寝る前にちゃんとバナナを置いて寝ると言っていたもの。しかし
「皆さんに悲しいお知らせがあります。昨夜、智子さんが何者かに手足をとられ殺されました」
え!智子が死んだ!?
そうです。智子の母親がバナナを食べてしまったことで智子はさっちゃんに手足をとられてしまいました。私はそれ以来、さっちゃんの歌がとても怖くなり寝る前には絶対にさっちゃんの歌を歌わないようにしました。
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