崩壊

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崩壊

あいつはいつも一人で窓を見つめていた。 いつも同じ風景を見ていた。 そしてその窓の外で自由に走り回るのを夢見ていた。 でもそれは叶わない夢だった。 だけどあいつは笑っていた。 あいつは…今も笑っているだろうか。
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