生きる

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生きたい。 死にたい。 どちらなんだい? 問われれば迷うことなんか無い。 ただ生きたい。 闘いたいのか。 逃げたいのか。 どうしたいんだい? 望むなら、闘いたい。 意思があって、望みがあって、願いがあって。 でも現実は遠くて。 冷たくて、悲しくて、酷くて、痛くて、悔しくて、でも温かくて。 だから戸惑って。 道なんか見えない。片方の目はこんなにも綺麗な明日を思い描いているのに、もう一方の目はいつも冷たい現実を見ている。 昨日想像した今日はどこかへ消えた。 今想う『明日』はいつかの『今日』になるのだろうか。 道なんか見えない。 ただ歩くだけ。 どこへ向かうかなんて分からないけれど、今生きているのなら、それは歩いているということ。
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