無駄に燃え上がるな機動戦士達也

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「じゃあ、おまえなんで話し掛けたの?」 「え?へえ!?」 完全に自分の世界に入ってしまっていた俺はエッフェル塔たちの言葉にびっくらこく 「おーいマイティーモー」 「あれかなーモーは雛ちゃんにアレなのかなー?」 「え?どうなんスか?モーさん」 「い、いや!ちょ」 ニヤニヤ笑うエッフェル塔たちに焦る俺 それを見て三人が爆笑する 「一目惚れか!?だろ!?(笑)」 「え、あぁぁっと」 「おいモー!やるなおまえ!いきなり一目惚れした相手にキレるって」 「いや、だから…」 「いやぁ、おまえすげぇ。熱いわー」 フーフーと俺の背中を叩きまくる三人。 「好きなんだろ?(笑)」 小声で言われ肩を組まれる 「は、はい…」 否定はどうやら不可能っぽかった。 正直に頷くと三人は爆笑して俺に軽薄そうに言った。 「頑張れマイティーモー!」 「オラたちの元気を分けてやるー」 「早速後を追いかけてこーい」 そう言ってエッフェル塔三人は俺を教室から出して俺をシャナが行った方向へ走らせた 後ろから爆笑する声が聞こえたが、なぜだか勇気が湧いてきた それは冴えてる奴らと話すきっかけが生まれた ちょっとだけ表舞台に立てたというささやかな思い込みの魔法だったのかもしれない 取り合えず! 燃え上がれ機動戦士達也!
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