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――あれからどのくらいの時が経ったのだろう?
僕が2度目の眠りから目覚めた時...
謎の少女はまだ可愛らしい寝顔でスヤスヤと眠っていた。
(この仔...本当に生きてんのか...?(滝汗))
などと思いつつ僕が少女の顔を覗き込もうと少女に顔を近づけたその時...
突然少女の目がパチッと開き...
僕等は間近で見つめ合う形となってしまった。
僕は驚き咄嗟に少女から離れた。
悠汰・謎の少女「「ッ!!」」
少女も驚いたようで同じく離れた。
その後少しの沈黙が続いた後、あまりにも重い沈黙に耐え切れず僕から口を開いた。
悠汰「君はいったい...誰?」
謎の少女は少し考えるような仕草をした後、なんでもない事のようにサラリと
謎の少女「ん...?
なにを驚いているの?
私は貴方の飼い猫の黒兎よ」
と答えた。
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