夏休み

2/4
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
今日から夏休みは始まる が、僕は夏休みを体験 ことができない。 セミが外で鳴いているのは 聞こえる。 でも、目の前が真っ暗で何も 見えない。 それから月日が相当たった ような気がする。 僕は死んでいる実感がない。 気がついたら自分のベッド 上で僕は横たわっていた。 状況が把握できずにいたら、 父の声が下から聞こえてきた。 「手伝ってくれないか?」 僕は急いで一階へと 下りていったのであった。 僕が一階に下りるとダンボール が床に置いてあった。 父「お前宛てだぞ。結構 重たいから運ぶのを 手伝ってくれないか。」 こういう時だけは父は 真面目になる。 僕は父と二人で僕の部屋 へと運んでいった。 僕は父に御礼を言って、 僕の部屋から強制的に 追い出した。 僕宛てということだけは 書かれているがそれ以外 なにも書いていない。 僕は恐る恐るそれを開けた。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!