夏休み

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開けてみたら、 中には なんと川立拓人模型が 入っていた。 また僕はあまりうれしさ で死んでしまいそう にはなったが、どうにか 耐える事が出来た。 何故なら二回目の出会い だからだ。 僕は聞きたいことは沢山 あったが、やはり1番 聞きたいことは死んだ僕 がなんで、生き返って いるのかと言う事である。 そんな事を心で思って いたら、聞こえていたらしく 川立拓人模型が動きだした。 ウィーーーーーンウィーーーーーイイィーーーン。 川「ワタシハヒトヲイキカエサセルカワリニ ナツワスミヲヘラスノウリョクガアル カラデアル。」 凄くうれしかった。 また去年みたいに夏休み を思う存分、楽しめる。 考えるだけで、鳥肌がたつ。 だか、川立拓人模型の言った言葉 が凄く気になる。 僕「夏休みが減るって どういう事なんだよ。」 僕がそう言ったら、また 一階から父の声が聞こえる。 「ちゃんと宿題はやったか? 母さんに怒られるぞ。」 僕「だってまだ夏休みはーー。」 僕はさっきまで、開いて いた口を閉じてカレンダー をじっと見つめた。 僕は何回も何回も何回も 目をこすった。 だが結果は変わらない。 夏休み終了まで残り二日。 僕の短い夏休みが始まったことは 言うまでもないだろう。
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