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出会い
ふと気付いたら明日から
夏休みが始まるのである。
僕は夏休みが大好きだ。
だか、今はそれ以上に
楽しみな事がある。
言うまでもないだろう。
ガンプラが今日買える事だ。
僕が小学校につくと、
一つのグループが出来ていて、
そこでは、ガンプラについて
あつく少年達が語っていた。
僕はその輪には入れなかったが、
後ろからこっそりと盗み聞きを
していた。
少年A「お前達はあの店に
置いてあるガンプラを
知ってるかぁ?」
少年B「あれね。120000円
だろぅ?高すぎるよなぁ。」
少年A「実は俺、買ったんだ。」
少年C「いいなぁ~。」
牧場談木男は言葉を失った。
自分がほしかったガンプラが
もうあの店にはない。
授業が終わるまで、屍の
ように席に座っていた。
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