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「どーも!泉水です。あと1ヶ月間、君たちの担任になります。よろしく!」 …ホントに教師かよ。 そこらへんの高校生を捕まえてきて、スーツを着せたみたいだ。 髪は赤みがかった茶髪。 背は180くらい…あるのかな。 そんな高身長より目をひくのが、整った顔だった。 そんな泉水をずっとみていると、 泉水の澄んだ目が 急にあたしをとらえていたずらっぽく笑う。 「俺に見とれるな、柚寿」 はっは、と笑いながら泉水が言う。 クラス中が笑いにつつまれた。 って。それより… 「…は?」 なんで…あたしの名前を。
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