2人が本棚に入れています
本棚に追加
ふむ。
内容は至って簡単なものであった。一言で言うなら簡潔。
返信はどうやってやるんだったかな。
僕は一瞬迷ったが、止めた。
さっきから脇腹をつねくり回されていて、その痛みから解放されたかったからだ。
「しよ」
「うん、わかった」
僕は答える。
携帯を適当に放り、凛々を抱き寄せる。
細い、小さい、軽い。
そんな凛々を壊してしまわないように、優しく抱きしめ、首に甘く噛み付く。
「……ん」
来るしそうに吐息を漏らす。
そのままベッドに倒れ込み、キスをして、昨日の続きをした。
最初のコメントを投稿しよう!