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「いや、意味がわからないからね」
コーラを飲みながら、何故ファミレスに来たのか聞いた。
「ん? どうしてファミレスかって? 野暮なことを聞くねえ。まあ、それはあれだ、そこにファミレスがあったからだな、うん」
「なら目の前にオカマバーがあればいくんだな?」
「雅之君が拒まなければな」
僕前提らしい。
「それに雅之君だってお腹が空いただろう? 全国チェーンのこの店なら低価格でも美味しいものが食べられるんだ。文句はないだろう」
「少し前にサンドイッチを食べたばかりなんだけどね」
それを早く言ってくれよ、と大して申し訳なさそうに言う。
とりあえず、ドリンクバーだけだと悪いので山盛りポテトとやらを注文しておいた。山盛りだからきっと凄いことになってるんだろう、と期待したりもしている。
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