プロローグ【あいつとの出会い】

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「俺はここ…だな」 受験票に書いてある番号を確認。受験票の番号順に座るらしい。 周りに誰も居なくて寂しいなとか思っているうちに、校長先生が壇上に立っていた。いつのまにか式が始まっていたらしい。 校長先生の話とかつまらないし長いんだよなとか考えながらうとうとしていた。正直どうでもいいし。 ……眠い――…… 「ちょっと君?」 「ん……あ、あと5分だけ……」 「もう入学式終わったよ?」 「え……本当ですか……? ……あっ?!」 先生らしき人の声で目を覚ました。周りを見渡すと、ほとんど居ない。入学式当日にやってしまった…… 「……まったく……今からHRがあるから、急いでクラス別け表を見てきなさい」 「は、はい!」
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