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少しの間美雪さんは考えていたみたいだが、美雪さんはこういった。
「……分かりました、入部……します」
「ほ、本当ですか?! ありがとうございます!」
唯はその言葉を聞くと、心底嬉しそうに美雪さんの手を握っていた。
唯も無邪気で可愛いな。
「では、今日から私達の部活動の一員ですね!」
「は、はい」
「それなら、明日俺達が放課後に迎えに行きますんで、ここで待っててもらえますか?」
「……分かりました。これから宜しくお願いしますね?」
その後軽く別れの挨拶をして、それから唯と一緒に帰宅することにした。
「やっと1人入部者がきたね」
唯は帰りもハイテンション。
「そうだな、明日から部活も少しは明るくなるかもな」
そんな唯の姿を見てると、何でもやれそうな気がする。
「でもまだまだ人数集めないと、だね。せめて後2人いないと」
「大丈夫さ、きっと」
そして俺達はそれぞれの家に到着。
明日からの部活はどうなることかと期待を秘めて、俺は就寝することにした。
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