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好きになればなるほど
アナタを目指して
前に進むのが
難しくなる
好きという想いが
目の前にそびえる
壁をつくりだすから
例えその壁を乗り越えても
さらに好きになれば
もっと高い壁がそびえ立つ
壁を乗り越えることは
ツラくて
とても苦しく
その先にいるアナタが
この傷だらけの手を
とってくれるかどうかも分からない
それだから
恐怖と
苦しさと
痛み故に
この足は前に行くことを拒もうとする
でも僕は前に行くことを選ぶ
高くそびえたつ
この自らの想いの壁を
何度も乗り越えて
その先にいるアナタが
私の傷だらけになった手を
包み込んでくれる事を信じて
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