2009年7月22日

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おまけ 「うわあ、きれいです~。」 N○Kのカメラにも見つからない、上空の特等席で3人は皆既日食を楽しんでいた。 アレフはふと、携帯を取り出し、写真を撮った。 「どうしたの?アレフ。 あたしたちにとってこんなの珍しいモノでもないのに。」 「いや…人間にとってみれば、珍しいかなと思って。」 「…そうね。あたしも仕事仲間に見せようっと。」 へーも携帯電話を取り出して、写真を撮る。 「これは、とてもきれいですね~。」 ぱしゃ 携帯のカメラとは、明らかに質のちがう音に、アレフとヘーがザインを見ると…。 彼の手にはいつの間にか、フィルムカメラが握られていた。 (いつの間に…。) 一番下の抜け目ないその様子に、アレフとヘーは唖然とした。
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