警察官と水神と風①

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「君の名前は?」 「……秘密。」 ちょっといらっときたが、こんな子供に怒ってどうする。 「じゃあ、この犬あだっ」 犬と言ったとたんに、この犬は頭突きを食らわせてきた。 「……それも秘密です。」 「ふ~ん。」 その後は無言で、私はその子の手を引きながら歩いた。
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