683人が本棚に入れています
本棚に追加
/143ページ
私は誰に似たの?
の問いに母はいつも
「お母さんのおじいちゃんに似たんだろうね。おじいちゃんは一重だから…」
と、不憫がられた。
その気持ちが余計に辛かった。
小学生になったころ、姉が同級生にいると言うことで色々な繋がりが出来た。
自分のクラスの友達だけじゃなく、姉の友達とも遊ぶようになった。
私のクラスの友達は姉の事を
「綾香ねーちゃん」
と、親しみを込めて呼んだ。
それはそれで嬉しかった。
最初のコメントを投稿しよう!