74人が本棚に入れています
本棚に追加
/272ページ
一緒に行く約束をした釣り仲間と電話していて、話し終えたのは深夜を回っていた。
話し終えた携帯を置いた瞬間、
メール着信したんで見てみると、件名には何も書いてなかったんで、
内容を見てみたら
コップから水が溢れてる画像だけが添付されていた。
何か気色悪さを覚えたが
気にせず眠りに入った。
そして朝早く友達が車で迎えに来たので用意をしていたら
急に仕事が入ったと奥さんが出てきて告げた。
行く気満々だったから、やり場のない気持ちから
携帯を友達に渡して
「大物釣れたら写真頼む」
と言って仕事に向かった。
そして渋々仕事をしていたら空がドンヨリとしてきたと思った瞬間土砂降りの雨と横殴りの風が吹いた。
暫く続いてたので不気味に感じていた。
仕事を終えて帰ると奥さんが飛び出してきて友達が高波にさらわれて行方不明となったと知らされた。
これは偶然なのだろうか…
最初のコメントを投稿しよう!