夜道には御注意を

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場所は打って変わって神楽&定春チーム。定春は地面の匂いをスンスンと嗅いでいた。 「すっかり暗くなってしまったアル。定春、もう帰らないと銀ちゃん達が心配するワケないか。 だけど、餡なら心配してくれそうネ」 神楽は大きな欠伸をした。 「ヅラならきっと大丈夫アル。アイツがちょっとやそっとで死ぬ訳ないアル。 今日は一旦帰って、明日また捜…定春?」 定春はある方向を向いて、座り込んでいた。 「定春、ここからヅラの匂いがするアルか」 「ワン」 定春の吠えた先には、かなり大きい船が見えた。 「なんだろ、あの船?」
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