夜道には御注意を

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餡は似蔵と向き合う。 紅桜から伸びた触手が、餡の首に巻き付いた。 「あっ…かっ…」 「餡ォッ!!」 餡は触手を小刀で斬ると、似蔵から離れ、銀時の傍まで来た。 それらを行うのに、さほど時間はかからなかった。 餡は未だに喉元でうねうね動いている触手を掴むと、そのまま引きちぎった。 それを川に捨てると、赤黒い液体が浮かび上がってきた。 「オイ、無事か? 餡」 「当たり前よ。私がこんなことぐらいで死ぬワケないじゃない」 「そりゃそーだな。安心したぜっ!!」 銀時は木刀で似蔵を斬ろうとしたのだが、紅桜に攻撃を受け止められてしまった。
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