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銀時が目を覚ますと、お妙が覗き込んでいた。
「あ、気がつきました? よかった~。全然動かないから、このまま死んじゃうのかしらって思ったのよ。
大丈夫ですか? 意識しっかりしてます? 私のことわかります?」
「まな板みたいな胸した女、でしょ?」
直ぐさま、お妙に顔を殴(ボコ)られた。
「お前、なんでココにいんの?」
「新ちゃんに頼まれたんです。看病してあげてって」
「なんで看病する人が長刀持ってんの?」
「新ちゃんに頼まれたんです。
絶対安静にさせて、出かけようとしたら止めてくれって」
お妙は長刀をギュッと、にぎりしめる。
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