第1章

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あぁぁぁ… フラフラッ おっと!! この人危ないよ!! あっ…もうダメ… 「麗那!!早くっ!!なにしてんの!?」 プチッ 「わしゃ病人じゃぁい!!!!!!!!」 「あっ、そっか。分かったぁ。」 何が? ヒョイッ ダダダダダッ 「ギャァァァァァアアア!!!!!!!」 何でかつぐわけぇぇぇええええ!? イヤァァァァァアアア!!!! 落ちる!!! 助けてぇぇぇええええ!!!!! キキー ギャァァァァァアアア!!! 急ブレーキするなぁぁぁあああ!! 落ちるじゃないか!!!! 「麗那!着いたよぉ。」 「そうなんですか…もう限界です…」 「分かったぁ。んじゃ、いくよぉ!!」 ヒョイッ へっ!? 「とりゃぁぁぁあああ!!!!!!」 ヒュッ ギャァァァァァアアア!! なにこの人ぉぉぉおおおお!!!! はるか遠いベッドさんに向かって病人を投げましたよ!? ボフッ はぁぁ、疲れた。 「コホッコホッ、ズズッ」 しんどいよ… ぁぁぁあああ!!!!! お姉ちゃんに報告しなきゃ!!! ケータイ、ケータイ… あった。 プルルルルルル 「キャハハッ!!だよねぇ!!もしもしぃ?」 「お姉ちゃん、あのね、私今日は由奈家に泊ま…」 「まさか風邪!?うっわ!!二度と帰ってくんな!!うつしたら殺す。」 「大丈夫だよ、熱少ししか無…」 「うっさい!!!黙れ、ブタ!!あっ、尚也ぁ!!こっち、こっち!!」 ズキッ 「尚也いるの…?」 「あぁ!?黙れつっただろぉが!!!帰ってきたらお前殺すから。」 プッ ツーツー きられちゃった…。 お姉ちゃん… いつからそんな風になったの…?
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