信五の風邪

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信「侯隆…俺、歩けるで??」 侯「ええから!!無理せんで??」 信「…すまん。」 背中に乗っとる信兄は手を握っていた時より凄く熱かった。 華奢なすば兄には信兄は無理やから呼ばれたんやと今更ながら気付き俺は少しうなだれた。 昴「先生ー!!信兄連れて帰りますぅ。」←ちゃっかり信兄の鞄を持ってる。 先「はいはい。気を付けてね!! 信五君お大事にね!!」 昴、侯「はい!!」 信「すんません…でした…。」 先「気にせんでええよ!!無理せんでゆっくり休みぃ!!」 信「はい…。」 昴、侯「失礼しましたー。」 俺は信兄を背中に乗せ、すば兄は信兄と自分の鞄を持って家に向かって歩き出した。 .
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