738人が本棚に入れています
本棚に追加
5人で家に着いたのが8時ぐらい。
鍵を閉めてたまに泣く忠義と章大をあやしながらテレビを見て帰りを待っとった。
10時を過ぎて遅いなぁと感じてきた頃…。
侯「信兄、すば兄…まだなんかな…??」
侯隆が遠慮がちに俺らに話しかけてきた。
信「そうやな…連絡してみる??」
信兄が言ったとき電話がなった。
俺は章大を信兄は忠義を抱いていたので侯隆がでた。
侯「もしもし、榮斗ですぅ。
…はい、そうやけど。
…えっ??」
おかんかおとんかな??と思ったら侯隆が急に受話器を落としそのまま固まっとった。
信兄は急に泣き出した忠義をあやしとったから俺は章大をソファーに寝かせて慌てて受話器を拾い話した。
昴「もしもし…??」
??「あのーそちら榮斗さんのお宅でしょうか??」
昴「はい。」
??「こちら○○救急病院ですが、あなたのご両親と兄弟のお二人が交通事故にあいこちらに運ばれとります!!
至急こちらに来て下さい!!」
電話の途中で侯隆が我にかえりガタガタと震えながら俺の腕を掴んできた。
昴「…はい…」
突然の話で信じたくなくて、すごく混乱しとって、自然と体が震えとったけれど、頭のどっかでほんの少し冷静な自分がおったんや…。
.
最初のコメントを投稿しよう!