Ⅱ.常葉の森

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数秒気を失っていた俺は気を取り直して再び歩き出した。 しばらく歩くと、どこからか何かを叩くような音が聞こえてきた。 その音を辿ってみると、腹部に「R」と書かれた黒装束を身に纏った男が、見たこともない生き物に指示を出して虫を虐待していた。 男が持つUMA(未確認生命体)は巨大二足歩行トカゲの尻尾に火が灯されている様な感じだ。 まぁあーゆう人には関わらないのが一番やわな。 そう思いこの場を去ろうとしたその時、 パキッ! 俺の左足が木の枝を踏み、甲高い音が辺り一面に木霊した。 ベwwwタwwwすwwwぎwwwるwww  
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