第1章 気付き

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ジリジリジリ~ジッジッジッ 鈍い音が部屋の中で鳴り響く… (うるさいなぁ) 右手だけを動かし“鈍い音”の 発信源 を バンッと たたく… 鳴り止まない… バンッバンッ と叩く…(?????) すこしシーンとなった。 (鳴り止んだかな?) (ん?なんかへんだなぁ~?) (6時半にしてはえらく 寝たような気がする…) 自分の部屋を出て兄貴の部屋を覗く…布団の上に兄貴がいない。 (ア~!!もうみんな起きてんのね!) 声に出すか出さないかくらいの大きさでいいながら階段を降りる…
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